クソみたいな宣伝記事に関して


     プロ失格

 

ハリウッド版スーパー戦隊「パワーレンジャー」の記念すべきリブート劇場版の公開が近づいてきました。米国では非常に人気があり、スーパー戦隊の発祥地であるこの日本でも公開が決定したことは喜ぶべしことであると感じております。当然、期待された大作ということだけあって大々的な宣言が行われているのですが、映画comの広告で飛んでもな文が掲載されていました。それは「なんだ戦隊かぁ」という一文。

…えと、これってホントにプロの仕事なんですかね?もしそうだったらやめたほうがいいですよ?…だって、これ公の宣伝文です。不特定多数の人間がこれを判断の目安として作品を見に行くんですよ?それで基になってるとはいえ、別作品を下げるんですか。正直、失望する理由が全く理解できません。この宣伝文的に言えば子供向けだから期待してなかった、などと言いたかったのでしょうが戦隊なんだから当たり前じゃないかと言いたいですね。そもそも、正義のヒーローが活躍する子供向けの何が悪いのか?そこが理解できませんね(まあ自称プロの方々には単純明快な構造を持つ作品の趣旨なんて理解できないってことですね)。

このように一文をとっても疑問の尽きない謎宣伝(酷評?)ですが、これには続きがあります。なんと全く関係ないアベンジャーズパシフィック・リムの名前を挙げているのです。…う~む、何を宣伝したいんでしょうね。文意的には「これに並ぶ作品!」と言いたいらしいですが、正直意味が分かりません。だって、ヒーローの娯楽作品としての共通点は確かにありますが、やってることが違いますから。そこがプロの(←ここ大事)大変立派な脳みそでは理解できなかったんでしょうね(そもそも挙げた作品も元は子供向けの作品だというダブルスタンダードを犯している。まさに本末転倒)。

極め付けはこれらの大作とともに、「友情、努力、勝利」という共通の要素があるという意味で「ドラゴンボール」や「ワンピース」の名前も上げているのです。いや、だからそれも子供向けだろう…。

 

つまり、この担当者は作品の趣旨や方向性を理解できない素人で、他作品で比較することでしかその内容を伝えられない人物だということです(加えて語彙力や表現力にも乏しい)。はっきり言うと内容が子供向けだからと言って作品に失望する理由なんて全くありません。むしろこれでしかやれことも存在しますし、子供が憧れる、将来につながるかもしれない作品としては非常に重要なものであります。それが理解できないのでしょう。言い換えれば無知を曝したということになります。しかも比較に使った作品が軒並み子供向けというダブルスタンダードに気づいてすらいない…。これが日本の映画宣伝事情だと思うと悲しいですね。そりゃぁ原題改悪も尽きないわけだ…。

まあこの人もこの人ですが、こんな間違いだらけの宣伝を公式に使った会社も会社です。すごいと思いますよ、ある意味。彼らはこの文章が、間接的に自分たちの宣伝する作品ですらdisってることに気づいていないんでしょうね。馬鹿ですねぇ…。