ゲームプレイヤー日誌:聖闘士星矢戦記 ~シナリオクリア、そして感想~

2017年03月11日

「永遠のブルー」


数日前にも取り上げたゲーム、「聖闘士星矢戦記」のストーリーをすべてクリアしたので、今回はシナリオ毎に分けて、その感想を書いていきます。

・十二宮編
最初から選べるシナリオにして、もっとも難しいシナリオ。序盤はいわゆる「死に覚えゲー」で、黄金聖闘士の隙を見破るまで何回か死亡し、それを掻い潜って一定のダメージを与えるまでにまた何回か死ぬハメになります(笑)。しかし、ゲームの難易度そのものへの慣れと、自身の腕前の成長をて一番実感できるシナリオでもあり、終盤では死ぬ回数が格段に減ります(とか言いながら、魚座に何回も負けた俺)。ですがデメリットも有り、なまじシナリオを再現してるだけあり同じ敵とイベントごとに複数戦わなければなりません。ココらへんは正直テンポが悪いと感じました。

・射手座のアイオロス編
入れ替わった教皇の悪事を知り、聖域から赤ん坊のアテナとともに脱出を図ったアイオロスの話。直後に裏切り者の汚名を着せられ、山羊座のシュラの修羅に致命傷を負わされたことは判明してましたが、それ以外は不明でした。本作では語られなかった部分が補完されており、ファンとしては心躍る内容でした。また、レベルは低いものの、アイオロスの攻撃力が中々高かったのでクリアにも然程苦労はしませんでした。

・獅子座のアイオリア編
日本で本物のアテナと再開した後、教皇の悪事を暴こうと行動を起こしたアイオリアの戦いを描いた話。一番短いシナリオであり、乙女座のシャカと戦うだけで終わります。この回のシャカは通常のシナリオ以上に性能が低く設定されており、十二宮編で慣れた人ならマジで瞬殺できる程でした。話的にも原作の展開をそのままゲームにしただけなので、いまいちパッとしませんでしたね。

・シャイナさん編
星矢にゾッコンなシャイナさんが、獅子宮に向かう話。最後にはアイオリアが待ち構えているという、中々に無茶な話であります。しかし、愛弟子カシオスを行かせてしまったシャイナさんの後悔や、間接的にせよ、彼の死の原因を作ってしまったアイオリアの罪滅ぼしの念など、見所が多いことも特徴です。また、ゲーム的に言うと、シャイナさんはかなり癖があるキャラクターなので、雑兵を倒すのも慣れが必要でしょう。

・魔鈴さん編
十二宮編終盤で魚座のアフロディーテの毒バラによって倒れた星矢のもとに駆けつけるまでのお話。魔鈴さんは星矢の師匠ということもあり、流星拳を使用することができるのです、それなりに戦いやすいのですが、ステージの都合上雑兵のレベルもかなり上がってるので、苦戦を強いられました。また、上記のシャイナさん編同様、最後には黄金聖闘士であるサガが待ち受けていた事には度肝を抜かれました(十二宮編でサガと戦う機会が多かったため、パターンを読んで苦戦することはアリませんでしたが…)。しかし、特にこれと言った面白みもなく、物足りなさを感じるエピソードでした。

・フェニックス一輝編
最後は青銅聖闘士の中でも最強の呼び名の高いフェニックス一輝編です。ぶっちゃけ一番面白くなかったです。乙女座のシャカによって復活した一輝が、サガに追い詰められてる星矢のもとに駆けつける…。これだけ聞くと燃える展開ですが、そこに行くまでに各宮で力尽きてる紫龍、氷河、瞬たちと原作通りの会話を聞かされるだけというとてつもなく退屈かつ作業感あふれるエピソードでした。一輝好きな自分としては、残念極まりない内容でした。

【総評】
やり応えを感じる難易度に、豊富な使用キャラ、そして華麗なグラフィックという中々に見所がある内容ですが、如何せん十二宮編のみを題材にしてるだけに、同じステージが続く飽きやすい作品になってしまった作品と言えます。また、いずれも原作エピソードのゲーム化であるため、それも飽きやすさの原因ではないかと考えています。IFストーリーがあればまた違った評価だったと思うんですけどね…。しかし、原作BGMに迫力ある戦闘と、非常にファンに配慮した作品であることには変わりないので、多くの方に遊んで欲しいゲームです。場所によってはかなり安くおいてあるので、気になった方は是非チェックしてみてください!