スター・ウォーズの歴史まとめ

2016年12月25日

つい先日のこと。ローグワンについて色々とTwitter内で話そうと思っていたとき、意外と多くの方がスター・ウォーズを観たことないまたは途中までしか観ていないという事実を知りました。ローグワン大ヒットの中、流石になんの予備知識もなしに作品を観に行くのはちょっと危険…。そこで僕は、このブログを通してスター・ウォーズの今ままで語られてきた大まかな歴史を紹介していこうと考えました。ちなみに、筆者はアニメ版のクローンウォーズを観ていないでの、コチラは省略させていただきます。

・そもそもスター・ウォーズとは?
それは遠い昔、遥か彼方の銀河系での物語。銀河は万物を司るファースに満たされており、その善の側面(ライトサイド)を支持するジェダイと負の側面(ダークサイド)を信仰するシスが戦いを繰り広げる…というお話です。かり噛み砕いて説明しましたが、スター・ウォーズの主な戦いは、全てこのフォースが深く関わっています。簡単に言うと、ライトサイドが味方、及び主人公の属する組織、ダークサイドが敵組織ということです。

・旧三部作と新三部作
よく「旧三部作」と「新三部作」という分け方をされていますが、コレは一体どういうことなの?と混乱している方も多と思います。中には「新しい時代だから新三部作、古い時代を舞台にしてるから旧三部作ではないのか?」と間違ってしまう方もいます。確かにややこしいですよね。これ、古い新しいと言うのはあってるのですが。それはあくまでも製作の順番であり、内容的に言えばむしろ旧三部作の方が新しい時代を舞台にしています。つまり、時系列的に言えば、新三部作が古い時代を舞台にしており、旧三部作が新しい時代なのです。

・なぜこんなややこしい事態になってしまったのか?
70年代当時、原作者のルーカスはこの壮大なスペース・オペラを全六部構成で考え出しました。しかし、当時の撮影技術などでは過去編の三部作を映像化するのは不可能であり、結果、最も映像化に向いてるであろう作品としてEpisode4「新たなる希望」が制作されました。その後、大成功を収めたスター・ウォーズは、時間はかかったものの当初予定していた全エピソードを制作することができました。ここで着目したいのが、ルーカスが新三部作の制作に踏み切った理由。その理由とは、意外にもスピルバーグの大作映画「ジュラシックパーク」の存在でした。CGが本格的に導入された時代、アニマトロニクスとCGを融合させたこの映画に感銘したルーカスは、「この技術ならば、過去の話を作ることができる!」と確信し、製作を開始するに至ったのです。

・ということで肝心のストーリー紹介
はい、今回のメインディッシュ(?)、ストーリー紹介です。せっかくなのでコチラも時系列順に書いていこうと思います。

スター・ウォーズEpisode1 ファントム・メナス
新三部作第一章。すべての物語はここから始まりました。長らく続いた共和国の平和に腐敗が見え始め、調査のためにジェダイ・マスター、クワイ=ガン・ジンと、そのパダワン(弟子)、オビ=ワンが惑星ナブーへと向かうところから始まります。ここから、フォースに選ばれた調停者であり、後にダークサイドへと転落してしまうダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーとの出会いと、ジェダイとしての覚醒、そして物語全体のボスであるシスとの戦いが始まるのでした。

スター・ウォーズEpisode2 クローン戦争
前作から十年後のお話。ジェダイ・マスターとなったオビ=ワン・ケノービと、そのパダワンとなったアナキンの活躍します。この物語で、後にドロイドとの間で勃発した「クローン戦争」の原因とアナキンジェダイとしては禁断の恋愛と徐々にダークサイドに近づいていく過程が描かれていきます。

スター・ウォーズEpisode3 シスの復讐
新三部作の最終章。今作でアナキンは、自身の弱みに付け込まれることで、ついにダークサイドへと転落し、シスの暗黒卿、ダース・ベイダーと名乗るようになります(なお、よく勘違いされますが、フォースの暗黒面を信仰するものをシスと呼び、物語のラスボスだけをシスと呼ぶわけではありません)。また、数多くのジェダイの戦士たちも、量産されたクローントルーパーの裏切りにあい死亡、民主主義と唱えていた共和国も、最高議長パルパティーンがシスとしての本性を現したことで、その名を銀河帝国へと変え、圧倒的な武力をもって銀河を支配する時代となっていきます。つまりバッドエンドです。

スター・ウォーズEpisode4 新たなる希望
それから二十数年の月日が流れたある時。圧政を強いる銀河帝国と、それに抵抗する同盟軍の戦いを描きます、今作で、アナキンの息子、ルーク・スカイウォーカーとその妹レイア姫、賞金稼ぎのハン・ソロとの出会いと戦いが始まります。また、現在公開中の「ローグワン」は、このEpisode4の重要アイテムであるデス・スターの設計図と奪う物語であるので、予習または復習を兼ねて本作を観ることをおすすめします。

スター・ウォーズEpisode5 帝国の逆襲
前作から三年後。デス・スターの破壊という大金星を上げたルークは同盟軍のヒーローとなり、ジェダイとしてより強くなるために、前大戦でも大活躍したジェダイ・マスター、ヨーダのもとへ修行に向かいます。本作は、人気キャラ「ボバ・フェット」のデビュー作であったり、ダース・ベイダーがルークの父であると判明する物語的にも重要な位置づけの作品です。

スター・ウォーズEpisode6 ジェダイの帰還
旧三部作の最終章。今作でスター・ウォーズは(製作的にもストーリー的にも)一旦の終了を迎えます。デス・スター2を本拠地とする銀河帝国と、同盟軍最後の戦いが描かれ、ジェダイ・ナイトとして成長したルークもまた父、ダース・ベイダーとシスとの決着を着け、銀河に平和をもたらします。

 

…そして舞台は新たな時代へ。実はここから2つの可能性に分岐します。一つが、昨年公開された「Episode7 フォースの覚醒」、そしてもう一つが本編終了後にファンや多数の作家によって創作された小説作品です。長らく小説作品は公式と非公式の間で揺れ動いていましたが、Episode7制作にあたり、公式側から正式にIFストーリーであるというアナウンスが流れ、「レジェンズ」という区分をされました。こちらでは、公式と合っているEpisode7について紹介します。

スター・ウォーズEpisode7 フォースの覚醒
銀河帝国崩壊から約三十年。帝国の思想を受け継ぐ新たな組織「ファースト・オーダー」が各所に侵攻し、レイアを中心として再び結成された新たな同盟軍がこれに立ち向かいます。色々と憶測が飛び交う主人公レイ、元ストームトルーパーのフィン、そしてX-ウィングのパイロットであるポーを中心として物語が語られていきます。ラストには最後のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーも登場。今後が気になる作品です。

 

以上、映像化されたスター・ウォーズの歴史でした。まとめていて改めて思いましたね。長い、と…。正直、どこから見れば良いのか?という問題に関しては始まりである二作、Episode1かEpisode4のどちらかでいいと思います。しかし、「ローグワン」を観るとなると話は別、直後の物語であるEpisode4を観て、「この世界では何が起こってるか?」ということを予習しておいたほうが良いでしょう。これらの作品を機に、一人でも多くの方がスター・ウォーズの世界を楽しんでくれることを願っています。では最後に一言…。

 

May the force be with you
-フォースとともにあらんことを