初心者向けのアメコミ映画マトメ


今では映画界の人気ジャンルとしての地位を完全に確実したアメコミ。それにともない、作品数も星の数ほど増えてきました。そうなると、困るのはこれからアメコミの世界へ足を踏み入れようとしてる方。いったいどこから手を付けていいのやら悩んでいることでしょう…。ということで、今回はマーベルヒーローDCヒーロー双方から初心者の方にもとっつきやすい作品を選んで紹介しようと思います。

-DC編-

【スーパーマン】 -1978-  

すべてのヒーロー作品の元祖であって、ヒーロー映画の見本とまで言われている名作中の名作。既存のスーパーマンのイメージや活躍を保ちつつ、現実の世界に超人が現れるというシミュレーションを完全に成し遂げたという点も高く評価できるでしょう。しかし、その勇姿を神のような視点で描こうとするあまり最後の行動はかなり賛否の別れるものとなってしまいました。正直、この点はやりすぎですね。ここで評価を手のひらクルーしてしまっても仕方がないといえます。ですが、その功績は確かなもので、この成功がなかったら、今日のアメコミブームは到来してなかったでしょう。いわば、アメリカにおけるウルトラマンなのです。

【バットマンビギンズ】 -2005-

まず最初に断わっておくと、バットマンの映画の起源はかなり古いです。ゆえに、定番と言われると型が完成したのもティム・バートン監督の手によって88年に創造された「バットマン」なのですが、それは人間の狂気など、少々難解なテーマを含んだ作品となっているため、正直初めての方にはお勧めできません。そこで紹介したいのが、クリストファー・ノーラン監督の手によって生み出されたこちらの「バットマン ビギンズ」。今作ではノーラン特有の創作法でバットマンの誕生譚を一から描き上げた作品に仕上がっており、序盤の時系列は複雑ながらも、彼の掲げる信念や行動理念に深い共感を得られるような構成となっています。また、上にあげたドナー版スーパーマンから受けた影響をさらにブラッシュアップさせ、「現実の世界にスーパーヒーローが現れたら何をなすのか?」というテーマに切り込んでいます。この疑問と回答を、三部作という長きにわたって描き上げた作品こそがノーラン版の魅力であり、アメコミ界の叙事詩として生き続けるてるのだと考えています。バットマンというヒーローを知るうえで、これほどまで完成された物語もそうないでしょう。

-MARVEL編-

「スパイダーマン」 -2002-

もはや知らない人のほうが少ないであろうクモ男、スパイダーマンを取り扱った映画、監督はカルト映画監督として有名なサム・ライミ監督。今作の前に「ダークマン」とかいうヒーローものをとっています。さて、そんな我々の親愛なる隣人を本格的にスクリーンへ映し出した本作はアメコミ史上に刻まれる作品として記憶に残っています。それもそのはずで、このスパイダーマンというヒーローはどこぞの金持ちや宇宙人と違って、とことん庶民派なやつなんですね。クモに噛まれたというユニークな設定で、友人関係や恋愛など、われわれが普段の生活で悩むような共通の悩みを抱える同志としての側面が強いヒーローとして描かれてきました。そういった、誰もが感じる普遍的な苦悩に左右さがらも、誰かのために戦うヒーローをやめないという姿勢に感化されることが多い作品に思えます。最近、普通に人助けするヒーローに飢えてる、という方にはこれほどお勧めできる作品もないでしょう。

【アイアンマン】 -2007-

バンダイのドル箱、アイアンマン!鋼鉄に身を包んだ男が大活躍するというメタルヒーローのような設定を持った古参戦士がスクリーンに初めて姿を現したのは07年のこと。この作品をきっかけに、今日のMCU(マーベル・シネマスティック・ユニバース)は作られていきました。第一作で描かれるのは、当然のことながら主人公トニー・スタークの抱える苦悩とヒーローへの覚醒。まあ正直、ヒロイズムという点ではほかのヒーロー映画に多少劣るのですが、アメコミ実写化の雰囲気に慣れるには最適の作品で、予備知識なしでとても楽しめるという良作でもあります。

【キャプテン・アメリカ ファーストアベンジャー】 -2008-

世界大戦で誕生した超人、キャプテンアメリカ。アメリカの掲げる「自由」という理念の体現者であり、それには向かう事をするのならばたとえ祖国であっても過ちを正そうとする聖人。それが、一般的なキャプテンのイメージです。本作は、そんなキャプテン最初の戦いに焦点を当てた内容であり、本格的にMCUという作品が他作品との連携を強めてきたものにもなっています。ので、ここで並べた他の作品と比べるとちょっち予備知識が必要となってきます。しかし、キャプテン単体での勇姿を語るうえでは十分すぎる魅力をはらんでおり、入門作としても上位の出来といえるでしょう。また、その出生の経緯から、しばしスーパーマンがアメリカにおけるウルトラマンにたとえられて、彼はアメリカにおける仮面ライダーとも言われたりしています

[まとめ]

とりあえず、もっとも代表的といえそうな作品を中心にまとめてみました。まだまだ入門作として活きてくる作品は多くありますが、ヒーロー性、雰囲気などを考慮すると、まずはこの四本で十分に思われます。しかし、まだまだ広がり続けるであろうアメコミニーズの中では、映画の数が拡大していくことも確実といえ、追おうとしてる人は早急に行動を起こす必要があると思います。なんにせよ、必要なのはあなたの行動力!思い立ったが吉日!一緒にこのブームに乗りましょう!