S.H.フィギュアーツ アイアンマンMk-3 レビュー

2016年12月18日

「ジャービス。時には歩けより、まず走れだ」(トニー・スターク)

(これまた)ちょっと発売から間が空いてしまいましたが、フィギュアーツ「アイアンマンマーク3」のレビューです。本商品は、フィギュアーツブランドで発売されたアイアンマンの型式の中では一番古い物。しかし、新規造形かつ今までのアイアンマンでのノウハウを活かした最新のフィギュアというちょっと変わった経緯を持った商品です。発売前から話題を集め、そのメタリックレッドの美しい塗装が魅力でした。果たして…商品版の?

・箱
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ライダー、スター・ウォーズ系ブランドと異なり、ちょっと大きめの箱を使用しています。使われてる写真のためか、ちょっと高級な印象を受けます。

・全身
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3つの角度から。メタリックレッドと金の高級感あふれる塗装がものすごく綺麗です!そして造形もMark45や46で得たノウハウを活かしたためか、全体的にかなりスリムな物となっており、腹筋と胸筋部の凸凹のバランスが良くなっています。また、各部造形もかなり細かくなっており、ロボ系が得意なバンダイの技術の真髄が見て取れます。肩や股関節などの関節パーツも、可動部が露出しないよう工夫されています。
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頭部~胸部アップ。ディティールの細かさが見て取れます。マスクもよりスリムになることで、アイアンマンらしさが増してるように感じられます。肩や腕のパーツのポロリなどもなし。接合性も抜群です(ただそれゆえに、取り外しが少々面倒)。
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上半身下半身アップ。赤と金の主張の割合が等しいので、色合いもグッド。
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Mark42と比較。経年劣化もありますが、かなり差がはっきりとしています。42の方は全体的に隙間が目立ち、ダイキャストの割合も多いため、如何に3が反省を踏まえて制作されているか理解することができました。また、造形の進化も見て取れます。
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トニーと。装着前後での体格差もピッタリに感じられます。

・可動
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可動範囲は比較的広めですが、足部分がやや狭いと言った印象。脚一体にダイキャストパーツを使っているため、全体的に重く、他のアイアンマンと同じく関節パーツの消耗が心配です。また、足首部もダイキャストが使用されてるため、非常に固く、慣れるまでちょっと自立させるのが難しいです。他の部位に関しては優秀です。腕も以前より引き出しやすくなっており、前屈も可能。そしてぼくがもっとも着目したのは、腹回りの構造です。ここ、前屈する角度によってアーマーが微妙にずれ、メカらしい隙間と、人体の構造的に自然な繋がりをもたらしています。何気ない部分ですが、非常に大きな進歩に感じました。
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首周り。ここもいつも通り優秀。アイアンマンの場合は、飛行時に首をかなり上に上げるため、そのための可動もしっかり確保されています。例によって、隙間が生じないように工夫がなされています。
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ヒーロー着地。正直ちょっとキツイ。足関節の固さが尾を引いてるといった感じです。多少隙間ができてしまっても良いので、もう少し引き出す構造を加えてみると良いかもしれません。

・付属品
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今回も豊富ですよ!まず各種ハンドパーツ。そして飛行用エフェクト、リパルサー用エフェクトパーツ。最後に左上の見慣れないパーツ。これは飛行時に展開される背中のパーツを再現したものです。
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開き手。既存のアイアンマンの物と同一。多分一番使う物。リパルサー対応の物も多用しますが、ポーズをきめて飾る際はコレを使うことが多いと思います。
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リパルサー対応。コレも既存の物と同じく、手の先に突起がついており、そこにリパルサーまたは飛行用エフェクトを付けます。
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閉じた手。正直あんまり使わないかと…。
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今回最大のポイント。背中の飛行ユニット。ちょっと確認し辛いですが、通常パーツを飛行用のものと交換しました。突起が出ているのがわかりますね。この様に、手と足以外からも、背中からエネルギーを放出することでアイアンマンは飛行を可能としてます。
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参考に。こんな感じとなっています。なお、上述のようにダイキャスト製パーツの割合がなんだかんだで高いので、魂ステージでポーズを取らせるのは厳しいです。写真のものは角度をつけることでギリギリ保ってます(笑)。もしポーズつきで飾るとしたら、ガンプラ対応のプラモベースか、フィギュアーツスカイライダー付属の、保護部分の大きい特殊な魂ステージを使用することを推奨します。

アクション
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う~ん、どんなポーズを取らせてもカッコいい!さすがアイアンマン!!(この圧倒的語彙力のなさ…(-_-;))

 

・まとめ
最初は単なるリメイクフィギュアかと考えていましたが、実際に手にとってに見ると、その完成度とクオリティに驚かされるばかりでした。とくにメタリックレッドの塗装が素晴らしく、見てるだけでも満足してしまうところです(それだけに高級感があり、「壊してしまったらどうしよう」と考えて、なかなか遊べないのが玉に瑕)。少々値は貼りますが、ファンなら手にとってに損のない内容です。